2014年4月14日月曜日

青山Tin Menの夜に。

月曜。青山に再びニューオーリンズから来たTin Men を観に行った。

日本のバンドも頑張っていたけど
Tin Menは、さすが太いというか深かった。

音楽が湧いてくる。

もとの音楽がザ・フーだろうとツェッペリンだろうと
カントリー・ミュージックだろうと、ジャズだろうと。

彼らの中に広がる音楽の世界は深く、広い。

それでもって
それが彼らのテクニックと発想力で
がしがし拡張されていく。

聞いてきた量も半端ないのだろう。

先日私はアラン・トゥーサンに、最近音楽はやりつくしたとも言われますが
と、とんでもないことを尋ねた。

すると、トゥーサンは穏やかな笑みを浮かべながら
そういうのもわかりますが
音楽は終わりのない旅ですとおっしゃられたのだ。

Tin Menを観て、私は、その意味するところを
身体で感じたような気がした。

音楽は限りない。

限りをつけているのはミュージシャン、そしてリスナーその人自身だろう。


ところでゲストの中では
アンディことアンドウケンジロウ(exカセットコンロス)のクラリネットが抜群にスウィング、
とてつもなくファンキーだった。

バンバンバザール時代から、好きなプレイヤーでしたが
久しぶりに観て、驚愕しました。

楽しみだなぁ。

一期一会だから
一度のステージで評価が分かれてしまうのも
これ仕方ないけれど
反面、一度で評価を定めてしまうのもやはりよくない。

ミュージシャンとは長いおつきあいをしていきたいものです。




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