2024年5月3日金曜日

0502 音楽から花の季節まで。

おなかの調子いまひとつ。
昨夜から午前にかけてごろごろしながら読書。

先ごろ編集長に勧められた『あなたがあの曲を好きなわけ あなたがあの曲を好きなわけ: 「音楽の好み」がわかる七つの要素』読む。著者のスーザン・ロジャースはプリンスなどを手掛けたプロデューサーから認知神経科学者に転身した人。

昼前、豆腐とめかぶを混ぜたのと、白粥に梅干し・卵。WEB用原稿。連休前でスケジュール調整事項の連絡あれこれ。

母に電話した後、午後はK社で進んでいる愚息関連のプロジェクトのZoom打ち合わせ2時間。
母は最近、両目を白内障の手術をした。手術・術前術後の付き添いを仕事をやりくりしながら妹、弟が請け負ってくれている。申し訳ないなと思うが
運転できないこともあり、役立たずな姉である。

WEBの原稿おおまかにまとめたところで、懸案の
G誌日本のブルース大まとめに手をつける。流れは理解しているつもりだが、先輩たちの顔も浮かんで言葉を選びながら。あれこれ資料を積み上がる。

座りっぱなしはよくないということで夕方、買物に出る。
シモキタ雨庭広場は、つつじが驚くほど満開だった。
線路跡の線路街は、しもきた園藝部と呼ばれる皆さんが手入れしているのので、時間のながれにそって次々花が開いていく。こんな植物ここに植わってたんだ?!と花が咲いてあるいは葉が色づいて初めて気づき、いつも驚かされる。
のはら広場には、手作りの鯉のぼりがぶらさがっていた。

園藝部にお誘いを受けたこともあるが、なにしろ雑なため今はただ季節を楽しむ側に甘んじている。




    0501 デヴィッド・レターマン 今日のゲストは大スター

    Netflixでデヴィッド・レターマンのトークショーが更新されたので早速視る。

    アメリカの名司会者レターマンが1対1でゲストと客前でトークしたり、ゲストゆかりの場所でトークしたりするシリーズで、今回のゲストはジョン・ムレイニー。

    ムレイニーはシカゴ出身の若きスタンダップ・コメディアン。前知識なく視たが、サタデーナイトライブで脚本家を務めてたこともあるんだ!
    これまでは言葉の問題で全く楽しめなかった彼も含めスタンダップ・コメディアンをたくさん知れたのは、サブスクのお蔭だ。

    ルーシー・ショーを薬物依存症の問題をかかえ、リハビリ施設にいたころの話で始まる。そこでレターマンは若くして散ったジョン・ベルーシの話題にも触れた。

    自分の経験も時に自虐的にユーモラスに折り込みながらゲストの人生を浮き彫りにしていく、レターマンの話の運びがいつも魅力的。

    レターマンもまた名前は知っていたが、サブスクやYouTubeでより身近になった。このシリーズで大好きになった人も何人かいる。

    カーディ・Bなんかもそう。

    安くなったたときリーボックのカーディBモデルのスニーカー買っちゃった。なんだろね。

    Netflix新作「健康分析 知られざるオナカの世界」もあまりにもタイムリー。しばらくサブスク止めるつもりなし。

    2024年5月1日水曜日

    4月のモウチョウ日記

     久しぶりにブログをつけようと思い立った。

    noteにライヴリポートなども書いているが、やはりあちらは公の文章になりがちだ。

    こちらには、取るに足らないような日々を書いておきたい。日々齢重ねていく日々のだ。

    それにしても気がつけば5月である。

    先月何をしたっけか。となるのが年をとった証拠だが、先月のキーワードは「おなか」これに尽きる。

    4月半ば「盲腸」の診断をくだされたのだ。
    幸い、入院せず点滴と投薬で乗りきったが、実は月が変わった今もおなかは本調子ではない。

    おなかの不調に気づいたのは4月に月替わりしてまもなくだ。

    あれは水曜日。
    その日のお昼はM製麺。温玉うどんをトレーに載せて並ぶも、天ぷらがほとんど空でなかなか列が進まない。最近働き始めたらしい女性が指示を受けながら一所懸命、天ぷらをあげている。

    「新しいかきあげ、揚がってますよね」
    と後ろにいたおねえさんが、パットの方向に視線を送りながら私に話しかけるとでもなく話かけった。

    そのうち、はい、おまたせしました~とかき揚げが並べられて、それでなんとなくかき揚げを皿に載せてしまった。本当は、ちくわの磯辺揚げ一本でと思っていたのに。

    思えばあのあたりから、おなかの調子は今ひとつだった。

    まぁ、おなかの痛いことは珍しくない。

    だが某社で新しい案件の打ち合わせの後、歩きながら下腹に響く感じがあった日は、ジロキチのFunk On da Tableに顔を出そうと思ったがまっすぐ帰った。

    モウチョウ。が頭をよぎる。

    しかし私には前科がある。中学のときお腹が痛くてモウチョウと診断された。お腹に力をいれると痛いほどだったが、薬でちらしましょうということになり家で何日か寝ていた。

    見舞いにきた悪友たち(ありがたいよね)に「モウチョウなんだよ!ちらしているんだよ!わらかすな~~」と突っ込んでいたのだが、数日後、モウチョウではなくガス溜まりですが伝えられた。
    モウチョウを薬でちらして休むのと、ガス溜まりで学校を休むのとではイメージに天と地ほどの差があある。

    幸い週末は息子とでかけたり、ごはんも食べることができた。

    俄然おかしくなってきたのは月曜日だ。とにかく痛いのが止まらない。
    それでかかりつけ医に赴き、胃腸関係の薬を処方してもらった。
    大雨があがったと信じて自転車で行ったら降られてしまったものだから、あちこちびしょびしょのままだったので先生がひいたのか、聴診器と血圧のほか細かい検査はなかった。その代わり、「月末ならあいてますよ~」と心臓エコーの予約をいれた。
    雨はまだ降っていて、予約日を書いてくれた付箋の文字が滲んでいる。

    帰ってシャワーを浴びて着替えてその日は寝る。
    先生にいただいた胃薬は効いたようで胃の調子は悪くない。「ひどかったらショウカキゲカに行ってくださいね」と先生が言っていたのを思い出しネットで調べたが、およそショウカキゲカと名のつくところは大病院である。

    火曜日。歩くと響く日に請け負った仕事があったので
    とりあえずコピーペーストで資料をつくるのだけは
    進めることにした。

    でも、右下のほうから「ワタシココニイマス~~」となんらかの臓器が強烈に主張してくるものだから、気になって仕事など手につかない。なにしろ集中力が減退している。

    それでウィダーインゼリーのみで火・水と2日間すごした。
    体重は1キロしか減っていなかった。
    熱っぽいなと思って測ると7度8分だったのが水曜日。

    これは胃炎ではないぞ、と木曜日。
    かかりつけ医は休みだが、近所に新装開院した胃カメラ・大腸カメラを売りにする医者はやっていた。

    触診、血液採取。モウチョウであろうということになった。
    「治りかけかなぁ」
    とその私より若い先生は言った。
    勝手に治ることもあるのか?盲腸は。
    で、カーテンに囲まれ長椅子みたいなベッドで点滴。カーテンの向こうから隣のベッドのおじいちゃんらしき人が、ときどきうーん、うーんと唸るのが聞こえる。大腸カメラ・胃カメラを受けようとしているのは会話から若い女性のようだった。

    こちらはじっとして目をつむるか耳をすますか想像力を働かすかだけなので、こういう点滴は嫌いじゃない。

    結局、3日間、通ってあとは薬で散らすことになった。
    点滴2日目あたりから、ココニイマス~と手をふっていたモウチョウの存在が小さくなっていくのを実感する。

    それで土曜日は、横浜のジャグ・バンドフェスにでかけてしまった。まぁ見るだけにしようと思ったが、カメラを持っていったらやっぱり撮ってしまうのは悲しい性としか言いようがない。食事が十分ではないこともあり、体力的に心配ではあったがお酒も飲まないから、意識はすこぶる元気だ。

    夕方、うどん屋に付き合ってくれたFさんに感謝。

    結局抗生物質は4日分のみきった。
    先生が言われていたように抗生物質で腹はくだりぎみになるが、飲みきった後もすぐ戻るわけではない。

    現在は食事ももとに戻ったしライヴにも行けるし原稿もかけるようになったが、細菌バランスがおかしくなったのか、どうも今ひとつ本調子でないまま5月を迎えようとしている。