2014年2月6日木曜日

木の芽どき前夜

蒲田から表参道、
代々木上原で途中下車して買い物。

どこにいてもさぶい。
さぶい。

さぶいが、陽の光にに、精気を感じるようになった。

むかし、あれは3月のあたまだったか。
取材で、多摩川に行き
よっこらしょと土手を上り
上に立ったら、座り込んでしまったことがあった。

春のエナジーにやられたのだ。

河川敷には、めりめりと音をたてて殻を破ったように
春があふれていた。

そして、あれは昨年だったか。
春先は、どうも具合が今ひとつ、というYくんに
「木の芽どき」
という言葉を教えた。

彼はとても納得しているようだった。


ところで知人の娘さんが、交通事故を起こしトラブったという。

私は車を運転しないので、保険の仕組みなどには疎いが
ちょっとネットで調べたら
被害者の立場から
いかにお金を取るか、いわゆるごね得のような話に
多くあたり、すっきりしない気持ちになる。


そんなことに加え
仕事で少し息苦しさを感じたこともあって
積極的に音楽を聞く。

グラディス・ナイト&ピップスのアルバム
『If I Were Your Woman』
を聞いていたら、右拳を握りしめること数回。
座りながら、拳を軽くあげて、身体を揺する。

リフトアップさせる歌声である。

グラディスは、モータウン。だと私は思っているのだが。







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