2014年1月13日月曜日

大人になったあのころ。


やたらに眠い。

胃が重い。

昨日贅沢をしたからだろう。

昼間からデスクの上に突っ伏して寝る。

起きるとYくんが、おなかがすいたので
ケバブを食べたいという。

トルコ人の叔父&甥でやっているケバブ屋さんとは
仲良しだ。そして美味しいので、週に2~3度でも飽きない。

しかし飽きないといっても
そこまで肉が食べたくなかったので
スパゲティにしてもらう。
Yくんは、いつものケバブ丼。

店を任されている甥っ子のAくんはまだ二十歳。
成人式に行きたいと言っていたそうだ。

家の周りでは見かけないが
場所によっては、着物姿の人たちで華やいでいるのだろう。

私のときは、一番ブルースにどっぷり
へその曲がっていたときであったので
着物を作ってもらったものの
「こんな高いモノもったいない」
とか何とか言って
写真を撮るときも、ぶつくされた顔をしていた。

高校の卒業アルバムも一人ひとりポーズをつけて
撮るスタイルだったのだが
カメラに向かって作り笑顔なんかできるかい!
と、突っ張っていたのだ。

可愛くないヤツ。

いまは、いくらでもニコニコ致します。

誰に魂を売ったのか。

息子のことをふり返れば
成人式のことは覚えていないが
あ、大人になったな~と感じた時のことは覚えている。

でかけてほどなく戻ってきて
「雨が降りそうだから、傘がいる」
と言ったときだ。

あ、自分で空を見て判断できるようになったのだ、と思った。

それまでは傘を持っていけ、何を持っていけ、と
言われるがままであった。

夜は、私の自転車がないため
そのYくんの自転車を
おっかなびっくり操りながらスーパーへ。

どうしてもイチゴが食べたくなって
一回りしてからもう一度野菜売り場に戻ってカゴに入れる。

青島ミカンも。みんな398円だ。

ふだん、フルーツは概ね私しか食べないので
もったいような気がして、なかなか買えない。

それで自分への言い訳のように、
Yくんに
「イチゴを食べな」と勧めると
めずらしく1粒、口に入れた。



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