2014年1月5日日曜日

店で出会った曲


週末。

渋谷でのひと休みにはいつも困る。

今日は東急ハンズの前にある
雑居ビルの6階にある宇田川カフェ別館に入った。

音楽も悪くなさそうという理由。

エレベーターの扉が開くと
すぐに店内だった。

レトロなような淫靡なような
見方によっては薄汚れたようなインテリア。
最近多い、リノベーションカフェか。

ラヴァーズロックというより
日本語のヒップホップみたいな曲がかかっている。

お客は一人。
あたりで働いているような女性が
少し難しい顔をして、一人で何か食べている。

席について見回すと
窓際にはDJイベントで使うのか
機材などが乱雑に置いてあった。

と、曲が奇妙礼太郎に変わった。

人気なのだなぁ。

このぺったりした歌い方が最初は苦手で
レビューも何と書こうかと迷った。
O川さんはMM誌で上手にレビューされていた。

今は、なかなか色気のある歌手だなぁと感じているが
そこまで人気沸騰するというのは
やはりライヴに秘密があるのだろうな。

森は生きているというバンドも人気だが
ライヴを観たとき、
言葉が届いてこなくて
ライヴならではの場の生命力を感じることはできなかった。

今はどうなのだろうか。


夜、西荻窪のほうぼう屋を訪ねると
大音量で、はっぴいえんどがかかっていた。

大瀧さん残念でしたね、とママに言うと
同郷なのだという。

こんなに大きな音で聴く、はっぴいえんどは初めてだ。
昔よく聞いていたからではない。
彼らは何かを抱え込んで
そして吐き出している。

Nさんは、岡林とはっぴいえんどのステージを観たことがあるという。

大人でもこんなにだらしなくて良いんだ、と目を開かれたそうだ。

なんだ、これ。と思った人も多かったのだろうな。







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