吉本興業の社長 大崎洋氏の一代記、
「笑う奴ほどよく眠る 吉本興業社長・大崎洋物語」
が発売になる。
表紙の人形と写真は、友人の人形作家、石塚公昭氏の作品だ。
最初に、吉本の社長の自伝だと聞いたとき
「あぁ、林正之助さんか」
と思ったら、現社長であった。
そもそも石塚さんは
とっくに鬼籍に入っている人を
現代に蘇らせるのが上手い作家なので
今もなお、一線で生きている人だとは
思ってもみなかった。
しかし、写真は
「まことを写すという意味の写真という言葉が大嫌いだ、まことなど画面に入れてなるものか」
とも書いているのが石塚さんなのだ。
(それでいて「写真はまことである、という錯覚を利用することばかり考えている」らしいが)
この、今、一線で活躍する大崎社長と大阪は
表紙から、どんな匂いを醸し出しているのだろう。
早く実物が見てみたい。
しかし、この本の表紙に彼の人形を、と発案した人も
面白いなぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿