2013年12月11日水曜日

ムリなものはムリ

朝起きたら、ベランダが濡れていた。
雨がふったようだ。

夜遅くまで某紙入稿のため作業、作業。
合間に自分の原稿の仕事。
校了した~と思ったら、印刷屋さんから電話。
落ち着かない。

気分を変えようと数日ぶりに、ごはん炊く。
いい香り。
セロリのサラダも作った。
うん、いい香り。
マヨネーズ、ぎゅんぎゅん絞る。

うちの制作チーム、トラブル続きである。
トラブル・ノー・モア by muddy waters

なにがって、人間関係の。

いや、これはトラブルなのだろうか。

トラブルだと思うから、トラブルなのではないだろうか。

ムリだから、やめます。
作りたいものが作れないから、やめます。
お金に見合わないから、やめます。

どれも道理だ。しかし、それで済むのか。

◆ ◆ ◆

もと家にいた方は、
「やりたくないことは、やらなくてよい」
「無理なものは、ムリ」
と言って憚らない方であった。

そういえば、昔こんなこともあった。

Yくんが保育園時代、私は年中組にもかかわらず
父母会の会長なるものを頼まれた。
一般に会長は、年長さんの親がなる。
しかし、前の会長さんが、ブルース音楽関係の奥さんという事情もあり
白羽の矢?が立ってしまったのだ。

どこまで、ついて回るか、ブルース。

そして家に帰って
「今日、こんなこと頼まれちゃって困ってるんだ~」
と告げたら
「やりたくないものは、やらんでいいでしょ?」
とばっさり一言で終わったのであった。

基本的に情にもろい、優しい人ではあるのだが
関心の外の問題になると、とんと響かないところがあった。

「アーティストですから。ねぇ」

励ますように、友だちは笑った。
わたしも、しかたなく笑った。

もっとも、今となっては様々に起こった
「ムリなものはムリ!」事件は
弟Fくんや、息子Yくんとの間で、大いなる笑い話になっている。

わたしは危うきものには近づいてしまう性分なれど、
一般的にはこう言える。

アーティストという人たち、
深入りしなければ、
あるいは半径1m以内に近づかなければ
面白いことばかりである。





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