2013年12月10日火曜日

限られた世界

昼から六本木。

アマンドでお茶するマダム(らしき人)を
横目に芋洗坂を下り
色校を受け取る。

陽はさしていない。

こないだ、雪の多い地方では
正月に凧あげなんて、できないと聞いて驚いた。
新年に、凧あげ、羽根つき
全国共通の風物詩だと思っていたが
あれは限られた子どもたちの世界だったんだ。

その代わり、雪がやんでちょっとでもチャンスがあれば
子どもたちは一斉に表に出て凧をあげたという。

数え切れない凧や何とかカイトが
雪の白さを照り返すかのような青い空に
所狭しと泳ぐ様を想う。

わたしは、限られた世界を生きている。

本日大荷物。
サブバッグにノートパソコン。
デスクをお借りしている会社のPCは調子が悪いため。
iMacもあるのだが、OSが古く
ブラウザの更新等が追いつかないため
もはやネットもまともに見られない状況にある。

1日、デスク仕事。

仕事内容というより
デザイナーさんたちにいかに気持ちよく仕事していただくかに
神経を使う。

幾人か、かりかりし、
時にパニくっている。

私は泣きたいというより、暴れたい。
自分に対するふがいなさもあるけれど。
せめて顔だけでも笑えないものなのか。

ごはんは、昼も夜も会社で食べた。

夜はモスバーガーをごちそうしていただく。
持ち帰り係はわたし。
モスの店員さんは、電話でも店頭でも比較的気持ちのよい人が多い気がする。

Nさん 鯖味噌ライスバーガーと、かきあげライスバーガー
I さん きんぴらライスバーガー、チリドッグ
わたし モスバーガー、スパイシーチリドッグ

鯖味噌は、チャレンジできないでいるのよね~、なんとなく。

車で送っていただいたが
なぜか松濤のお屋敷街から、駒場の住宅街に迷い込んでしまった。
23時過ぎに帰宅。

誰かに困った人間関係をぶちまけたいような気持ちもあったけれど
夜も深く、それより、もっとやり場のない心持ちを耳にし
自分の愚痴は胸にしまう。

言葉は悪いが
今日の仕事の愚痴など
自分が頑張って、なんとかやり過ごせば済む
ほんの限られた世界のことなのだろう。

世の中にはどうしようもないことがある。

どうしようもないこと、これがブルースだと思ったり。


0 件のコメント:

コメントを投稿