2013年12月4日水曜日

思い込み

隣の県まで1時間かけて行く日。

昼ごはんにオリジンで買ったハンバーグ弁当と、
ワカメとタコの酢の物を食べて出発。

地下鉄は始発からなので必ず座れる。

目の前に腰をおろそうとした
私よりは年上であろうムートンブーツの女性。
シートの上に置きっ放しになっていた
空いたコーラのペットボトルを
あろうことか隣に座っていた若い男性の足もとへ転がす。
驚いた顔でにらみつける男性。

ムートンの女性は、若い奴はなってないとばかりに
彼が置きっぱなしにしていたとでも
思ったのだろうか。
にらまれているのもお構い無しに
どっかと腰をおろし、
腕組みして目を伏せ
落ち着かぬ様子で足を小刻みに動かす。

耳たぶから長く垂らしたピアスに
深いグリーンのニットのチュニック?。
決して何もかも構わない人ではなさそうだ。

でも感じ悪いよなぁと思って見ていると
目をあけ、ふと宙を追う。

あれ、ちょっと泣いているのかな。
涙目なのかな、この人。

ただの感じ悪い人ではなく
なにかイヤなことでもあったのか。

そうか、そうだな。
人は見かけだけじゃわからない。
いろんな事情をかかえているものだからな。

そのうち、おばちゃんの隣に女子高生。
漢文の参考書を食い入るように見ているのは感心だが
まぁ、チェックのスカートが短い。
にょろりと伸びた足。
私でさえ目のやり場に困る。

最近は、膝をそろえて座るように
誰も教えないのだろうか。

無関係のおっさん、おばさんになら
太ももやパンツなど、見えてもモンダイないのだろうか。

とにかくお嬢さん方の色気のなさといったらこの上ない。

電車で化粧直すんだって
でっかい鏡じゃなく
ちょっと手鏡ではじらいながら
口紅をひき直すくらいが色っぽいと思うのだが。

私は私の隣のおっちゃんが
やらしい目で見ているのではないかと
ちらちら気にする。
おっちゃん、気づいているはずだ。
そわそわとカバンをいじっている。

でもそれもまた、見かけじゃわからない。
私の思い込みなのかもしれないな。

そうして、だれも私のことなんか見てないし
見ていたとしても
私のこころ持ちなんてわからないものなのだ。

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